LAMY 4 penが生き返ったお話し

LAMY 4 penとは

LAMY 4 penとは、ドイツの筆記具メーカーであるLAMY製のマルチシステムペンです。LAMYという会社について詳しくはこちらをご覧いただくとして、筆記具の品質やデザインについて常に高い評価を得ている会社です。

おそらく、現段階で一番有名なLAMYのペンはLAMY2000という黒、赤、青、緑の多色ボールペンだと思いますが、わたしには少し軽すぎるために、それよりも少し重く、緑色ボールペンの代わりにシャープペンを使えるLAMY 4 penの方を選びました。

このペンを使い始めたのは2005年のことで、それから10年近くも使い続けてきました。しかし、最近ではLAMYよりも書き味の良い安価なペンが出回っており、そちらの方を使うことが多くなって、いつの間にかLAMY 4 penは机の中に仕舞ったままになっていたのでした。

最も書き味の良いペンとは

わたしは本屋さんだけでなく、文房具屋さんで時間をつぶすのが大好きで、暇があれば文房具屋さんに行って、新しいペンや鉛筆を試し書きしたり、気に入れば買ったりしています。そんななかで、わたしが一番書き味が良いと思うペンをご紹介します。

油性ボールペンなら、間違いなく、三菱鉛筆の「JETSTREAM」です。ボールペン特有のかすれや引っかかりはほとんどなく、低い筆記抵抗で滑らかに書くことができます。わたしが仕事で使うボールペンは全部これになってしまいました。

水性ペンならぺんてるの「エナージェル トラディオ」です。ただし、太さは0.7ミリに限ります。0.7ミリはペン先が一般的な砲弾チップですが、0.5ミリはペン先がニードルチップになっています。明らかに0.7ミリの方が書きやすいです。インク色やボディの色は人によって好みが分かれると思いますが、わたしは青インクの白ボディを使っています。その書き味は快感と言っても過言ではなく、真っ白な紙に真っ青なインクで文字が描かれる様は溜息が出るほどです。

三菱鉛筆の英断

おそらく、一番書き味が良いであろう三菱の「JETSTREAM」ですが、実は4C規格の替え芯が発売されていることを最近知りました。4C規格ということは、LAMY 4 penの替え芯としても使えるということです。しかも、黒、赤、青の三色がセットで売られています。ちょうど、LAMY 4 penの替え芯としてそのままそっくり使えるのです。

LAMY 4 penの復活

さっそくAmazonで替え芯を購入してLAMY 4 penの芯を入れ替えてみました。当たり前のことですが、「JETSTREAM」の書き味をLAMY 4 penで再現することができました。10年近く使い込んだLAMY 4 penの復活のときが来たようです。

最近メモ帳として使用しているHINGEとLAMY 4 penの組み合わせは最強だと思います。LAMY 4 penはキャップ式ではありませんが、HINGEへの着脱も全く問題なく、スムーズに行うことができます。これでようやく、最高のペンを探していたわたしの旅も、終わるのかも知れません。終わるかな? どうだろう?