平成30年7月8日(日) 禁断のGPD Pocketは執筆環境を変えるか?

まぁ、衝動買いです。東京出張の際に同僚と飲んで、ホテルに帰ってからTwitterを眺めていたらたまたま出くわしただけなんです。次の瞬間にはポチっておりました。

GPD POCKETというのは、中国のGPD社が製造しているUMPC(Ultra-Mobile PC)で、ひとことで言うと普通にWindows10が使えるモバイルパソコンです。ググればいろんな情報がネットに転がっているので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ。

わたしがここで書きたいのは、このデバイスをどう使うかというところです。特に、小説執筆について。そのために、ざっとわたしの今の執筆環境をおさらいしてみます。

今年から以前勤めていた外資系の会社に復職したこともあって、なかなか執筆時間が取れないのが悩みの種です。それでも、週末は合計4時間、平日でも1時間は何かしら書くようにしています。ここで使っているのは家にあるiMac。会社から貸与されたMacBook Airは会社から指定されたアプリしか導入できないので、それで執筆することは避けています。

いまの仕事は出張が多く、飛行機や新幹線による移動に多く時間を割かなければなりません。しかし、飛行機のWi-Fiは仕事で使うには弱々しく、新幹線でWi-Fiを使うのは絶望的です。結果としてやむなく本を読んだり昼寝をすることが多いのですが、この時間を執筆に使えないかとiPadを導入しました。

iPadは素晴らしいデバイスで、何よりも愛用しているScrivenerやUlyssesが使えます。構想を練るときの手書きメモも書けます。OCNのSIMは新幹線でもバリバリ繋がります。正直、モバイルでの執筆環境はiPadひとつあれば十分なのです。

では、なぜ、GPD POCKETを買ったのか。

いや、だから衝動買いって書いたじゃないですか。理由なんてありません。酔った勢いです。

ただ、むかしむかしに愛用していたHP200LXのことを思い出したのは正直なところです。平成もまだ始まったばかりのころだったと思いますが、このモバイルPCにハマって、仕事でも活用していましたね。GPD POCKETのキーボードのことを悪く言う人が多いですが、200LXで仕事をこなしていたわたしにとってみれば、ぜんぜん気になりません。むしろ適度なクリック感があってとても打ちやすいです。

それにしても、まだ200LX、もってたんだなぁ。私の社会人生活の始まりとともに使っていたから、ほぼ30年。いま電源を入れてみてもちゃんと動きますよ。流石に液晶は焼けちゃって黒くなっていましたが。

GPD POCKETも、30年後に懐かしがるようなデバイスになるといいな。そんなことを思っているのであります。