今年の江戸川乱歩賞は・・・

今年の江戸川乱歩賞には、処女作の『霧の黄昏』改稿版を出していたことをすっかり忘れていました。

そういえば、自分の処女作はどこまで通用するものなのだろうと、ある意味自分というよりも江戸川乱歩賞を試すつもりで1月の終わりに出したのでした。

実は、この作品は、改稿前のものをリニュール前の日本ファンタジー小説大賞などいくつかの賞に出したものだったんですが、一次すら通りませんでした。

そして、今回。Twitterで鈴木輝一郎先生からダイレクトメッセージをいただき、この作品が二次を通過していたことを知ったのでした。

正直、転職や引越で忙殺されていたこともあって、応募したことはすっかり忘れ去っていたのでした。半ば信じられない想いで江戸川乱歩賞のサイトを確認すると、確かに二次を通過しており、しかし最終には残らなかったことが分かったのでした。

最終に残らなかった理由は、講評にきちんと書かれています。

乱歩賞には珍しいハイ・ファンタジー。世界を構築し人物を造型する力は水準を超え、剣戟場面には迫力があるがミステリ要素があまりにも希薄。米澤穂信『折れた竜骨』レベルまで謎解き要素を濃くするか、他の賞も視野に入れるか思案することをおすすめします。

さて、これから、今後どうするかです。先生からはミステリーではなく、一般文芸か歴史・時代小説への移行を勧められました。確かに、年齢的にもわたしのスタイル的にもその方が良いのかも知れません。

今回の江戸川乱歩賞でだいたい自分のレベル感というか、立ち位置が分かりましたので、まぁぼちぼち、焦らず、諦めないでやって参ります。