Macとの付き合いはもうそれこそ数十年になるのですが、まだまだその機能を使い込んでいるとは言い難いです。昔覚えたTipsが身体に染みついていて、未だにその域を出ることができず、新しい機能を使えてなかったりするものです。今日は最近、わたしが知ったmacOS関係の小ネタをまとめておきます。
同一アプリケーションのウィンドウを切り替える方法
例えばChromeのウィンドウを複数開いていて、そのウィンドウ間でウィンドウを切り替えたいことがあります。アプリケーション間の切り替えは Cmd+Tab ですが、同一アプリケーションの中だけで切り替える方法があります。
「システム環境設定」から「キーボード」→「ショートカット」を選び、左のリストから「キーボード」を選びます。
右側の「次のウインドウを操作対象にする」を選択してキーボードショートカットを好きなものに設定します。わたしは Cmd+Esc にしてあります。
ちなみに、トラックパッドを使っている場合は、「システム環境設定」から「トラックパッド」を選んで、「その他のジェスチャ」から「アプリケーションExpose」を設定しておくと、同一アプリケーションのウィンドウだけでExposeができるようになります。わたしは3本指のスワイプでウィンドウをドラッグできるようにしてあるので、ここでは「4本指で下にスワイプ」する設定しています。
macOSの速度を劇的に速くする方法
わたしはiMac 5K Late 2014を使っているのですが、最近ATOKの変換にも時間が掛かるようになって、最初はSSDとHDのハイブリッドであるフュージョンドライブが最近のOSのアップデートに耐えきれなくなっているのかなぁと思っていました。しかし、ある設定を変更することで劇的に動作が速くなりました。ATOKでのもたつきも全くありません。「システム環境設定」から「アクセシビリティ」を選び、「ディスプレイ」をクリックします。右側の「ディスプレイ」から「透明度を下げる」にチェックを入れるだけです。Dockの背景が透明にならなくなりますし、メニューバーも透明ではなくなりますが、CPUを喰わないせいか、サクサク動作するようになります。わたしはDockはほとんど使わず隠してあるので、全く気になりません。
ウィンドウのスクショを撮る方法
macOSでのスクショの撮り方は、以下の3つです。
- Shift + Cmd + 3 : デスクトップ全体のスクショ
- Shift + Cmd + 4 : 特定のエリアのスクショ
- Shift + Cmd + 5 : 動画を含むすべてのスクショを選択
このうち、2のショートカットキーを押したあとにスペースキーを押すと、クリックしたウィンドウのみのスクショが撮れます。これをわたしは知りませんでした。
Cmd + Tabの小ネタ
Cmd + Tab ではアプリケーションの切り替えができます。その最中に Qキー を押すと、いま切り替え中のアプリが終了します。
また、Cmd + Tab でアプリケーションをアクティブにすると、Cmd + H で非表示にしたアプリケーションを再度表示させることができます。
今日のところは、以上です。