川奈まり子さんの『迷家奇譚』で癒やされるのは何故だろう

子供のころ、わたしは龍を見たことがあります。 小学生か、もしかしたら小学校にあがる前のことかもしれません。母方の祖父母の家を夏休みに訪れたときのことです。その日は台風の上陸とぶつかってしまい、夏休みは佐賀関の海沿いの祖父母の家で過ごす...

村上春樹『騎士団長殺し』はファンタジーだった

こういうことを小説家志望の人間が言うと怒られそうなのですが、わたしは今まで村上春樹さんの小説を読んだことがありませんでした。何かを読んで嫌いになったとかそういうわけでもなく、ただ世間の話題や評判を耳にして、なんとなく敬遠していたのでした。 ...